プラモデル製作 工具 自作塗装ブース編

プラモデル製作で使用している工具の紹介、自作塗装ブース。

エアブラシ塗装では必須アイテムの1つ。これがないとミストで部屋の壁などが汚れる。


なぜ、市販品にしなかったかというと、単純に欲しいのが無いから。

WAVEのスーパー塗装ブースは発売当初に購入し実家で使用していたけど、吸引力は無いし吸引する範囲は狭いしで、これしかなかったので使用していたけど、とても使いにくかった。

タミヤ スプレーワーク ペインティングブースII(シングルファン)>を使用したこともあるけど、黒くて嫌。手元が暗くなって、色味が良く分からなくなるし、吸引力がちょっと不満、あと掃除が非常にしにくい、フィルターの交換にネジを外すのも面倒。

商品Aはココが嫌、商品Bはココが嫌と、どの製品も気に入らない所があるので、結局自作した方が早いのでは?という結論になった。


我が家の環境で塗装ブースを置くとなると、ベランダに排気を出さなければならない。

常設できてベランダに排気しつつ、窓を隙間程度ほどの少ししか開けなくてすんで、塗装ブースの他に換気もできて、壁に穴を開けなくて済む方法を紹介。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
これが使用している自作の塗装ブース。

まずはこの塗装ブースがどのように出来ているのか紹介。

最初は塗装ブースに使用した物から。

1 グリーンパル ピュアクルボックス #13ナチュラル 衣装ケース

2 パナソニック FY-24BM6K 天井埋込形換気扇 この換気扇は自作塗装ブースにおススメ

3 パナソニック FY-WP01 換気扇用プラグコード(速結端子用プラグコード) 換気扇用コンセント

4 西邦工業 SW100 シルバーウェーブ 天井扇と塩ビダクト接続用 アルミダクトホース

5 100均で購入した金属網

6 100均で購入した両面テープ付き金属フック

7 100均で購入したレンジフードフィルター 磁石付き

8 GSIクレオス ハニカムフィルター GT03H 吹き返し防止用

9 スーパーアルミテープVH


ブースに使用する換気扇のパナソニック FY-24BM6Kは、本体もシロッコファンも鋼板製。

塗装はシンナーを使うので、プラスチック製よりも金属製の方が安心なので、この換気扇にした。

3年以上使っているけど、今のところ不都合は無い。

天井埋め込み型でコンセントが無いので、パナソニック FY-WP01 換気扇用プラグコードは絶対に必要。

今回のように押し出し式で作る場合はダクト接続が前提の天井埋め込み型の換気扇を使用すると、拭き返しが起きなくてよい。


衣装ケースは蓋ができるので、作業が終わって蓋をしたら正面から見た感じはスッキリする。

自作した塗装ブースの大きさは、高さ30cm、横幅45cm、奥行37cm(換気扇含む)。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
GSIクレオス ハニカムフィルター GT03Hを外した状態。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
金網越しにパナソニック FY-24BM6Kが見える。金網を押さえているのが金属のフック。


さて本題の塗装ブースの製作手順。

衣装ケースを切って換気扇を入れる。換気扇が入るケースでないと塗装ブースは出来ないので注意が必要。

衣装ケースのどの辺に換気扇を入れるかによって、塗装ブースの傾きが決まるので注意が必要。

衣装ケースの上側なら傾きは大きくなり上を向きやすく、下側なら傾きは小さくあまり上を向かない。

ケースを切ってしまった後だと遅いので、作業環境を考え、傾きはこんな感じ?とシミュレーションしたほうが良い。

衣装ケースに換気扇が入る四角い穴を開ける。

カッターだけでやると大変なので、ドリルで2cmおきくらいに四角く穴を開けて、金属用のニッパーで切っていく。換気扇の枠より大きくならないように注意しながら切っていく。

または、太洋電機産業 ホットカッター HE-20を使うと簡単に切れる。

衣装ケースが汚れないように、内側を紙とマスキングテープで養生をしておくと、紙を取り替えるだけで綺麗になる。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
上記の画像は、右からダクトホース、衣装ケース、換気扇、金網、レンジフィルター、ハニカムフィルターの順。

強度を考え、衣装ケースの内側から換気扇を入れる。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
衣装ケースに換気扇をはめ、隙間ができないようにホットボンドとアルミテープで固定していく。

最後でもいいんだけど、ここではアルミダクトホースをアルミテープで固定。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
金網を換気扇の大きさに合うように、金属用のニッパーで切断。そして金属のフックで固定。

この金網がないと、レンジフードフィルターが吸い込まれてしまう。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
金網と同じくらいの大きさのレンジフードフィルターを磁石で固定する。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
ハニカムフィルターを衣装ケースに入るように切って入れたら完成。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
蓋をすれば、フィルターが汚れているのは気にならない。

アルミダクトホースも使用する時だけ接続すれば、もっとスッキリする。

使用時はアルミダクトから塗料のミストは出るので、アルミダクトにレンジフードフィルターを輪ゴムで止めて使用している。

ダクトの排気口を、水を入れたバケツに向けて水フィルターとすると、排気のミストはさらに減る。

吸引力は換気扇なだけあって抜群。レンジフードフィルター3枚くらい吸い付く。


塗装ブースは出来たけど、アルミダクトホースの分だけ窓を開けるのは抵抗がある場合がある。

我が家は大通り沿いなので、ベランダの窓を開けると部屋が排気ガス臭くなってしまう。

また、塗装ブース以外に部屋の換気もしなければならず、窓用の換気扇を設置するので、窓のパネルに穴を開けて、そこからアルミダクトホースを出すことにした。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
換気扇は、高須産業 窓用換気扇 FM-200HN

ベランダ側の窓で、上から足元まで窓なので、高須産業 窓用換気扇FM-200HN専用延長パネルセット FM-200HN-Sを購入。

換気扇のパネルを、アルミダクトホースの大きさより少しだけ大きくコンパスカッターで切り抜きタミヤ プラバン 1.0mm厚ホットボンドで固定して穴を補強。

穴とダクトホースの隙間を埋めるために、槌屋ティスコ 隙間モヘアシール 幅6mm×毛6mmを使用。

この穴からホースを出して塗装ブースを使用する。
プラモデル製作で使用している自作塗装ブース
使わない時用に、タミヤ プラバン 2mm厚で蓋を作成。

これで、部屋の換気をしながら、エアブラシのミストを塗装ブースで排気、窓は開けるけど窓用換気扇のおかげで少しの隙間しか開かない。



常設の自作塗装ブース作成は、そんなに難しくないし、そんなに高くない。

作成した2013年当時のメモがあるので金額を計算してみる。

衣装ケース 900円

天井埋め込み型換気扇 6500円

換気扇用コンセントコード 330円

アルミダクト 2500円

金属網 100円

両面テープ付き金属フック 100円

レンジフードフィルター 磁石付き 100円

ハニカムフィルター 400円

アルミテープ 600円

自作塗装ブース合計:11530円


窓用換気扇 5000円

窓用換気扇用延長パネル 2800円

モヘアシール 350円

窓用換気扇合計:8150円


塗装ブースだけで考えたら、市販品と同じか少し安くできたと思う。

自分が使いやすいものが作れるなら、自作するのはありだと思う。

何よりも作っている時は最高に楽しいしね。



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